転職したいのに、そもそも働きたくない…。その気持ちは甘え?|原因と対処法を解説

ビジネスマン 転職

「転職しようと思っても、そもそも働きたくない」と感じていませんか?その気持ちは甘えではなく、心身の疲労や自信の低下が影響している場合があります。

本記事では、働きたくない原因や転職で解決するケース・しないケース、実体験を交えた対処法を詳しく解説します。


転職したいのに、そもそも働きたくない…。

金縛り

「この会社は辞めたい。」

そう思って転職サイトを開いたものの、求人を眺めているうちに、ふと手が止まる。

「いや、そもそも働きたくない……。」

そんな気持ちになった経験はありませんか。

転職活動では「やりたい仕事を見つけよう」「キャリアアップしよう」という前向きな情報が多く発信されています。

しかし実際には、

  • 仕事に疲れ切っている
  • また人間関係をやり直すのが怖い
  • 面接を受ける気力すら湧かない
  • 生活のために働くしかない現実が苦しい

という状態の人も少なくありません。

私自身も転職活動を始めようとしたとき、

「転職したい。」

ではなく、

「もう働きたくない。」

という感情が先に出てきました。

すると今度は、

「こんなことを思う自分は甘えているのではないか。」

という自己嫌悪まで始まります。

ですが、今振り返ると、この状態は決して珍しいものではありませんでした。

仕事で疲弊したあとに「働きたくない」と感じるのは、ごく自然な反応です。

この記事では、単なる精神論ではなく、

  • なぜ「働きたくない」と感じるのか
  • 転職で解決する問題なのか
  • 私自身がどうやって転職活動を再開できたのか

まで、実体験も交えながら詳しく解説します。


そもそも「働きたくない」と感じるのは自然なこと

自然

まず知っておいてほしいのは、

「働きたくない」と感じること自体は珍しくありません。

SNSを見ると、

  • 仕事が楽しい
  • 毎日が充実している
  • やりがいを感じる

という投稿が目立ちます。

しかし、それは一部しか見えていない可能性があります。

実際には、

  • お金のために働いている
  • 家族を養うために働いている
  • 生活費を稼ぐために働いている

という人も非常に多くいます。

「働くことが好きだから働く。」

という人より、

「生きていくために働いている。」

という人の方が多数派でしょう。

つまり、

「働きたくない。」

という感情そのものは決して異常ではありません。

問題なのは、その原因が何なのかを理解しないまま転職してしまうことです。


「働きたくない」と感じる理由は大きく6つある

理由

一口に「働きたくない」といっても、その理由は人によって異なります。

原因を整理しないまま転職すると、同じ失敗を繰り返す可能性があります。

代表的な理由は次の6つです。

1. 労働そのものに抵抗がある

「生活のためとはいえ、毎日決まった時間に働き続けること自体が苦痛。」

このタイプは、会社を変えても根本的な解決にはならない可能性があります。

働き方そのものを見直す必要があるかもしれません。


2. 今の職場環境が限界

最も多いケースです。

例えば、

  • 長時間労働
  • パワハラ
  • 人間関係
  • 給与への不満
  • 評価制度への不満

などが積み重なると、

本当は会社が嫌なだけなのに、

「働くこと自体が嫌だ。」

と思ってしまうことがあります。


3. 働く意味を見失っている

毎日仕事をしているのに、

「何のために働いているんだろう。」

と感じる人もいます。

特に、

  • 仕事に達成感がない
  • 成長を感じない
  • 将来が想像できない

という状態では、仕事への意欲が低下しやすくなります。


4. 心身が疲れ切っている

慢性的な残業や強いストレスが続くと、

脳も身体も休息を求めます。

その結果、

「働きたくない。」

という感情が強くなることがあります。

この場合は転職よりも休養が優先になるケースもあります。


5. 理想と現実のギャップに苦しんでいる

学生時代に思い描いていた社会人生活と、

実際の仕事には大きなギャップがあります。

「こんなはずじゃなかった。」

という失望が、

働きたくない気持ちにつながることもあります。


6. 本当は働きたくないのではなく、今の働き方が嫌

このケースも非常に多くあります。

例えば、

  • 満員電車
  • シフト勤務
  • 夜勤
  • 長時間残業
  • 強いノルマ

これらが苦痛なのであって、

仕事そのものが嫌とは限りません。

働き方が変わるだけで気持ちが大きく改善する人もいます。


「働きたくない」自分を守ろうとするサインかもしれない

自己防衛

ここで一つ考えてほしいことがあります。

もし仕事で大きな失敗を経験したり、職場で強いストレスを受けたりした直後に、

「もう働きたくない。」

と思うようになったのであれば、それは単なる甘えではなく、自分自身を守ろうとする心の働きが影響している可能性があります。

私自身も、転職を考え始めた頃は、

求人を見るだけで疲れ、

応募ボタンを押すことすら面倒に感じていました。

当時は「自分の意志が弱いだけだ」と思っていました。

しかし今振り返ると、そうではありませんでした。

仕事で消耗した心と身体が、

「もうこれ以上無理をするな。」

とブレーキをかけていただけだったのです。

原因を理解しないまま無理に転職活動を始めても、面接で本来の力を発揮できなかったり、再び同じような職場を選んでしまったりする可能性があります。

だからこそ、転職活動を始める前に、

「自分はなぜ働きたくないのか。」

を一度立ち止まって整理することが大切です。

次章では、私自身がどのように自信を取り戻し、転職活動へ踏み出せるようになったのかを実体験を交えて紹介します。

転職活動の前に、自信を取り戻すことから始めよう

自信
http://blogtoscano.altervista.org/bus.jpg

ここからは、私自身の経験も交えながら、「働きたくない」という気持ちから抜け出すきっかけになった考え方を紹介します。

結論から言えば、転職活動を始める前に、自信を取り戻すことが重要だと私は考えています。


「働きたくない」の裏には、自信の低下が隠れていることがある

しんどい

退職を考えるほど仕事で悩んでいる人は、多かれ少なかれ自信を失っています。

例えば、

  • 上司から何度も叱責された
  • 成果が評価されなかった
  • 人間関係がうまくいかなかった
  • 面接で不採用が続いた
  • 短期間で退職してしまった

こうした経験が積み重なると、

「どうせ次もダメだろう。」

という気持ちが強くなります。

その結果、

  • 求人を見る気になれない
  • 面接へ行く気力が湧かない
  • 新しい環境へ飛び込むのが怖い

という状態になってしまうのです。

もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。

しかし、仕事で傷ついた経験がある人ほど、このような状態になりやすいと私は感じています。


人は自信を失うと、挑戦を避けようとする

逃げる人

心理学では、自分にはできるという感覚を**「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」**と呼びます。

自己効力感が高い人は、

「やってみよう。」

と挑戦できます。

一方で、自己効力感が低下すると、

「どうせ無理だ。」

という考えになりやすく、行動そのものを避ける傾向があります。

転職活動でも同じです。

本来なら、

「この会社、面白そうだから応募してみよう。」

と思える求人でも、

自信を失っていると、

「どうせ落ちる。」

という結論を先に出してしまいます。

その結果、応募すらできず、

「働きたくない。」

という気持ちだけが残ってしまうのです。


私も転職活動を始める前は、自信を失っていた

落ち込んでる人

私自身も例外ではありませんでした。

転職を決意したものの、

求人サイトを開いては閉じる。

応募ボタンの前で止まる。

「また失敗したらどうしよう。」

そんなことばかり考えていました。

当時の私は、

転職活動のやり方を知らなかったわけでも、

履歴書の書き方が分からなかったわけでもありません。

問題だったのは、「自分なら大丈夫だ。」と思えなくなっていたことです。

今思えば、転職活動のテクニック以前に、自分の心が戦える状態ではありませんでした。


私が最初に始めたのは、転職活動ではなくジムだった

ジム

そこで私が最初にやったことは、

意外かもしれませんが、

転職活動ではなく、ジムへ通うことでした。

泳ぐ。

筋力トレーニングをする。

バーベルを持つ。

身体を動かす。

最初から「面接で有利になる」と考えていたわけではありません。

目的はもっとシンプルでした。

「昨日の自分より少し前へ進むこと。」

それだけです。


成功体験は仕事以外で積んでもいい

成功体験

転職活動がうまくいかないと、

「仕事で成功しないと自信は戻らない。」

と思いがちです。

しかし私は、そうではないと感じています。

成功体験は仕事である必要はありません。

例えば、

  • ジムへ週3回通えた
  • 500メートル泳げるようになった
  • ベンチプレスが5kg伸びた
  • ランニングを1週間続けられた
  • 登山で最後まで歩き切れた

こうした小さな積み重ねでも、

人は少しずつ自信を取り戻していきます。

重要なのは、

「自分にもまだできることがある。」

と実感することです。


筋トレが転職活動につながった理由

成功

筋トレを始めてから、

すぐに人生が変わったわけではありません。

しかし、少しずつ変化はありました。

姿勢が良くなる。

肩を張って歩けるようになる。

鏡を見る回数が増える。

「前より身体が締まってきた。」

そんな小さな変化が積み重なることで、

自然と気持ちにも余裕が生まれてきました。

この変化は、転職活動でも役立ちました。

面接では第一印象が大切です。

もちろん採用は経験やスキルで決まる部分が大きいですが、第一印象も無視できません。

私の場合は、

姿勢が変わり、

声が通るようになり、

緊張していても堂々と話せるようになりました。

実際に、

「スポーツをされていたんですか?」

と聞かれたこともあり、そこから自然と会話が広がった経験があります。

筋トレだけで転職に成功するわけではありません。

ですが、自信を取り戻すきっかけには十分なり得ると私は実感しました。


大切なのは「勝つこと」ではなく、「前へ進んでいる感覚」

一歩

転職活動では、

内定をもらうまで成果が見えません。

だからこそ途中で苦しくなります。

しかし、

筋トレや水泳、ランニングなどは違います。

昨日より1回多くできた。

昨日より少し長く走れた。

昨日より重い重量を持てた。

このように、自分の成長を目で見て確認できます。

私はこの積み重ねが、

転職活動で失いかけていた自信を支えてくれました。

転職活動を始める前に必要だったのは、

「自分ならまた挑戦できる。」という信念だったのです。


まずは、自分を立て直すことを優先してほしい

ハードル

「働きたくない。」

そう思ってしまう自分を責める必要はありません。

もし仕事で疲れ切っているのであれば、

無理に求人へ応募する前に、

まずは心と身体を整えることも立派な準備です。

私にとっては、それが筋トレや水泳でした。

人によっては、

登山かもしれません。

ランニングかもしれません。

散歩でも構いません。

大切なのは、

「今日も一歩前へ進めた。」

という感覚を取り戻すことです。

その積み重ねが、転職活動へ踏み出す力になり、面接で自然な自信として表れることもあります。

まとめ

まとめ

転職を考えたとき、

「そもそも働きたくない。」

と思ってしまうのは、決して珍しいことではありません。

その感情は、

あなたが弱いからでも、

怠けているからでもなく、

心や身体が疲れていたり、自信を失っていたりすることが原因かもしれません。

だからこそ、焦って転職先を決めるのではなく、

まずは自分自身の状態を知ることが大切です。

私自身も、いきなり転職活動を始めたわけではありません。

身体を鍛え、小さな成功体験を積み重ね、自信を少しずつ取り戻してから転職活動に向き合いました。

その経験を通して感じたのは、

転職活動で一番大切なのは、職務経歴書や面接テクニックだけではないということです。

自分を必要以上に責めず、

心身を整え、

「また挑戦してみよう。」

と思える状態を作ること。

それが結果的に、納得できる転職につながる近道だと私は考えています。


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