転職活動で最初にぶつかる壁。
それが書類選考です。
応募しても返信が来ない。
お祈りメールばかり届く。
気づけば「自分には価値がないんじゃないか」と考えてしまう。
私自身もそうでした。
大学卒業後は地元の水産工場で働いていましたが、その後Webライターやディレクター職へ転職するために活動を始めました。

当初は書類選考に対してかなり苦手意識がありました。
しかし転職エージェントのサポートを受けながら100〜200社ほど応募した結果、最終的には4割近い書類通過率になりました。
振り返ると、書類選考が通らない理由にはいくつか共通点があったように思います。
この記事では、その経験をもとに原因を整理してみます。
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理由① 自分で勝手に応募を諦めている

今振り返ると、一番大きかったのはこれです。
私は新卒時代、
求人票の「必須条件」を全部満たしていないと応募してはいけない
と思い込んでいました。
企業の募集要項を見ると、
必須
あれば尚可
という欄があります。
当時の私は「必須=絶対条件」だと思っていました。
少しでも足りないと、
自分には無理だ
応募しても落ちる
と勝手に判断していたのです。
さらに厄介だったのは、自分で自分の強みを消していたことでした。
あるベンチャー企業の面接で、

「TOEICは受けてないの?」
と聞かれたことがあります。
実際は550点ほど持っていました。
しかし私は、
「書けるほど高い点数じゃないので…」
と答えました。
すると面接官だった代表の方から、
「そんなもったいないことしてるの!?」
と言われました。
当時は驚きましたが、今ならよく分かります。
自分で価値がないと思っている情報でも、相手から見れば評価対象になることがあるからです。
理由② 応募数が足りない

転職活動中、エージェントから言われて衝撃だった言葉があります。
それは、
「必須条件を全部満たしていなくても受かることはありますよ」
というものでした。
もちろん満たしている方が有利です。
しかし企業が見ているのは資格の数や数値だけの経験年数ではありません。
- その人が実際に業務をこなせそうか。
- 組織にフィットしそうか。
そういった部分を本質的にみているのではないでしょうか。
そのため私は、とにかく応募数を増やしました。
結果として100〜200社ほど応募することになります。
転職活動は母数が重要です。
数社で判断すると、自分の市場価値を正しく測ることはできません。
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理由③ 職務経歴書にストーリーがない

個人的には、これが最も重要だと思っています。
私は大学卒業後、水産工場で働いていました。
原料の運搬や加工など、現場中心の仕事です。
その後、Webライターやディレクター職へ挑戦しました。
普通に見ると、
「なぜ急に?」
と思われても不思議ではありません。
実際、自分でもそう思っていました。
しかしエージェントとの面談で、自分の経歴を整理してもらったことで見方が変わります。
- 地元が海に面していたこと。
- 親戚に漁業関係者がいたこと。
- 海産物に触れる機会が多く、好きだったこと。
そういった背景から水産業界を選んだ流れがありました。
一方で、
- 新卒時はWebエンジニアを目指していたこと
- 文章を書くのが好きだったこと
- 卒業論文の執筆が苦ではなかったこと
- 友人のレポート添削をよくしていたこと
なども振り返ると存在していました。
それらを整理すると、
「クリエイティブな仕事への興味があり、文章という強みを活かしてWeb業界へ挑戦した」
という一つの流れが見えてきたのです。
経歴そのものは変わっていません。
変わったのは伝え方でした。
採用担当が知りたいのは、何をやったかだけではありません。
なぜその選択をしたのか。
なぜ応募したのか。
そのストーリーも大切です。
理由④ 希望条件が厳しすぎる

書類が通らない原因として、
- 年収は絶対に上げたい
- 残業はほぼゼロ
- フルリモート希望
- 業界・職種も限定
という状態になっているケースもあります。
もちろん条件を持つことは大切です。
しかし条件を絞りすぎると、単純に対象求人が減ります。
応募先が減れば、その分通過のチャンスも減ります。
転職活動初期は少し広めに見てみるのも有効です。
理由⑤ タイミングの影響もある

意外と見落とされますが、タイミングもあります。
当たり前ですが、同じ会社でも、
採用を急いでいる時期と、採用が落ち着いている時期で通過率は変わります。
景気や採用予算の影響もあります。
そのため、落ちた理由を全て自分の能力不足と結びつける必要はありません。
まとめ

書類選考が落ち続けると、
「自分には価値がないんじゃないか」
と思ってしまいます。
私自身もそうでした。
しかし振り返ると、
- 自分で応募を諦めていた
- 応募数が足りなかった
- 経歴をうまく伝えられていなかった
という要素が大きかったように思います。
実際、私は水産工場からWeb業界へ職種を変えました。
その過程で学んだのは、書類選考は経歴の強さだけで決まるわけではないということです。
自分の経験をどう整理し、どう伝えるか。
そして何より、応募する前に自分で可能性を閉ざさないこと。
落ちることと、自分に価値がないことはまったく別の話です。


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