転職活動をしていると、面接に落ちることがあります。
一社ならまだしも、
二社。
三社。
五社。
と続くと、だんだん自信がなくなってきます。
私自身もそうでした。
書類は通るのに面接で落ちる。
手応えがあったと思ったのに不採用。
気付けば、
「自分に価値がないのではないか」
と考えるようになっていました。
ただ今振り返ると、当時の私は面接そのものよりも、面接に対する向き合い方に問題があったように思います。
この記事では、面接に落ち続けていた時期の私が実際にやったことを書いてみます。
面接は会場に入る前から始まっている

私が面接で落ち続けていた頃、今振り返ると一つ共通点がありました。
それは面接に入る前から、
「落ちたらどうしよう」
「自分なんて無理かもしれない」
と考えていたことです。
人は第一印象で多くが決まると言われます。
面接もそれに近いものがあります。
もちろん経歴やスキルも重要です。
しかし実際には、面接官が最初に見ているのは、
- 話し方
- 表情
- 姿勢
- 雰囲気
といった部分です。
当時の私は面接を、「評価される場所」だと思っていました。
だから常に受け身でした。
落とされるかもしれない。
否定されるかもしれない。
そんな気持ちで面接へ行っていたのです。
すると不思議なもので、その感覚は言葉や態度に表れます。
声が小さくなる。
話がまとまらなくなる。
自信がないように見える。
結果として、本来の自分を出せなくなっていました。
途中から私は考え方を変えました。
面接は企業が私を選ぶ場であると同時に、私も企業を選ぶ場だと考えるようになったのです。
もちろん落ちることもあります。
しかし少なくとも、
「お願いだから採用してください」
という状態ではなくなりました。
今でも思います。
面接は会場に入った瞬間から始まっているのではなく、応募した時点から始まっています。
どんな気持ちでその企業を受けるのか。
その心構えは、想像以上に面接へ表れるのだと思います。
面接対策より先に、自分の状態を整えた

では、どうすればいいのか。
私自身、転職活動がうまくいかず、自信を失っていた時期がありました。
そんな時に意識していたのが、
- 筋トレ
- 食事
- 睡眠
です。
少し脳筋的に聞こえるかもしれません。
しかし今振り返っても、かなり効果があったと思っています。
面接では話し方や受け答えが重要だと言われます。
もちろんその通りです。
ただ、その前提として自分自身のコンディションが整っていなければ、本来の力を発揮できません。
私の場合、特に筋トレの効果を強く感じました。
おすすめは大きな筋肉を使う種目です。
例えば懸垂。
もし難しければ、市営ジムなどにあるラットプルダウンでも十分です。
そして、個人的に最もおすすめなのがスクワットです。
人体の筋肉の多くは下半身に集中しています。

市営ジムであればダンベルを持ったブルガリアンスクワットでもいいでしょう。
翌日は足が子鹿のようになりますが、その分しっかり効きます。
足の筋力が付くと身体の芯が安定します。
すると不思議なことに、精神面にも変化が出てきます。
もちろん筋トレをしたから面接に受かるわけではありません。
しかし、
「昨日の自分より少し成長できた」
という感覚は確実に積み上がります。
転職活動では、
- 不採用通知
- 書類落ち
- 面接落ち
など、自信を削られる出来事が続きます。
だからこそ、自分で自分を肯定できる材料を持っておくことが大切だと思うのです。
また、見た目の変化も無視できません。
身体が引き締まる。
姿勢が良くなる。
表情が明るくなる。
そうした変化は第一印象にも表れます。
面接官は筋肉量を評価しているわけではありません。
しかし、自信を持って話している人と、自信なさそうに話している人では受ける印象が変わります。
私の場合、もし当時まったく運動をしていなかったら、上京する決断もできなかったかもしれません。
それくらい筋トレは精神的な支えになっていました。
面接を受けながら自己分析を続けた

そしてもう一つやったことがあります。
それは、面接を受けながら自己分析を続けることでした。
転職活動を始めた頃の私は、「とにかく受かりたい」という気持ちが先行していました。
しかし面接を重ねるうちに、
- 自分は何を大切にしたいのか
- なぜ転職したいのか
- どんな働き方をしたいのか
こうした部分が曖昧だったことに気付きました。
面接でうまく答えられなかった質問は、実は企業からの不合格通知ではなく、自分自身への問いかけだったのかもしれません。
だから私は、面接で聞かれたことを書き出すようにしました。
答えられなかった質問。
詰まった質問。
違和感を覚えた質問。
それらを整理していくと、自分の考えが少しずつ言語化されていきました。
転職活動は、自己分析をしてから面接を受けるものではなく、面接を受けながら自己分析を深めていくものでもあります。
面接は合否ではなく相性確認だった

転職活動中は、
「落ちた=自分が否定された」
と感じやすくなります。
私もそうでした。
しかし今振り返ると違いました。
企業は私自身を否定したのではなく、
その会社と合うかどうかを見ていただけだったのです。
実際、ある会社では不採用になったのに、別の会社では高く評価されたこともありました。
同じ人間なのに評価が違う。
つまり面接とは能力試験だけではなく、相性確認でもあるということです。
この考え方を持てるようになってから、面接で落ちても必要以上に引きずらなくなりました。
最後に受かった会社は完璧な会社ではなかった

転職活動をしていると、
「絶対に失敗したくない」
と思います。
だから完璧な会社を探し始めます。
私もそうでした。
しかし現実には、完璧な会社はありません。
給与。
人間関係。
仕事内容。
勤務地。
何かを取れば何かを妥協することになります。
最終的に私が入社した会社も完璧ではありませんでした。
ただ、その時の自分に必要な経験を積める環境ではありました。
だからこそ、転職活動では100点満点の会社を探すより、「今の自分に必要な環境か」
という視点の方が大切なのかもしれません。
まとめ|落ち続ける時期にも意味はある

面接に落ち続けると、自信を失います。
私自身も何度もそうなりました。
しかし今振り返ると、その期間は無駄ではありませんでした。
- 面接への向き合い方を変えた
- 筋トレで自信の土台を作った
- 面接を通して自己分析を深めた
- 相性という考え方を知った
これらはすべて、落ちた経験があったから得られたものです。
転職活動では、不採用通知ばかり届く時期もあります。
ただ、それはあなた自身の価値を否定しているわけではありません。
もし今、面接で落ち続けているなら、一度だけ視点を変えてみてください。
面接は評価される場であると同時に、自分自身を知る場でもあります。
そう考えられるようになると、少しだけ気持ちが楽になるかもしれません。

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