水産工場6年からWebディレクターへ。未経験でWeb業界に転職した経験談

web業界 転職

「工場勤務のままで、この先も大丈夫だろうか」

そんな不安を抱えながら、このページにたどり着いた人もいるかもしれません。

私もかつて、同じような悩みを抱えていました。

水産工場で6年間働きながら、「このまま定年まで働く未来」がどうしても想像できなかったのです。

現在はWeb業界でSEOライター、そしてWebディレクターとして働いた経験があります。

この記事では、工場勤務から未経験でWeb業界へ転職した実体験を、良いことも悪いことも含めてお話しします。

決して順風満帆ではありませんでした。

何社も落ちましたし、ポートフォリオがなく苦戦しました。生活費を稼ぐために休日もアルバイトをした時期があります。

それでも振り返ると、一歩踏み出して本当に良かったと思っています。

これからWeb業界を目指す人の参考になれば幸いです。


実は大学時代、一度Webエンジニアを目指していた

プログラミング

実は、Web業界への興味は社会人になってからではありません。

大学時代、私はフロントエンドエンジニアを目指していました。

HTMLやCSS、JavaScriptを勉強しながら就職活動をしましたが、スキル不足で採用されませんでした。

そのまま卒業し、地元の水産業界へ就職。

「一度は諦めた夢」

そんな気持ちを抱えながら社会人生活が始まりました。


水産工場で働きながら感じた将来への不安

水産工場

水産業界では約6年間働きました。

仕事自体は決して嫌いではありません。

しかし、毎日同じような仕事を繰り返す中で、

「この先10年、20年後もこの仕事を続けている自分が想像できない」

そんな思いが少しずつ強くなっていきました。

工場勤務をしながらプログラミングも勉強しました。

ですが正直に言えば、自分にはプログラミングの適性があるとは思えませんでした。

コードを書くこと自体が苦痛で、

「エンジニアは違うかもしれない」

そう感じるようになります。

さらに新型コロナウイルスの流行もあり、自分の働き方や将来を本気で考えるようになりました。


転職活動を始めたものの、何を目指すべきか分からなかった

疑問に思う人

最初は水産業界で培った経験を活かそうと考えました。

水産専門商社の営業職。

食品関係の営業。

あるいは未経験歓迎のIT企業。

いろいろ応募しました。

しかし、どこかしっくりきません。

「本当にやりたいことは何だろう。」

そう考え続けた結果、もう一度Web業界を目指そうと決めました。


なぜライターを選んだのか

ライター

Web業界にはさまざまな職種があります。

  • エンジニア
  • Webデザイナー
  • Webマーケター
  • 営業
  • SEOライター

自分のスキルを客観的に考えたとき、一番可能性があるのはライターでした。

エンジニアとして働けるイメージは途方もなかったですが、文章力なら適性があり、自分の力で勝負できる実感がありました。

Web業界は即戦力採用が多い世界です。

だからこそ、一番キャッチアップしやすい職種を選ぼうと考えました。


面接で落ち続ける

面接

ところが現実は甘くありませんでした。

書類選考を何とか通過しても、面接になると落ちる。

理由は明確でした。

工場勤務からライターへの転職。

しかもポートフォリオがありません。

「文章を書けます」と言っても、それを証明するものがなかったのです。

契約社員やアルバイトにも応募しました。

それでも落ちました。

今振り返ると企業側としては、当然の判断だと思います。


業界を広げたことで人生が変わった

会社

そこで考え方を変えました。

「人気業界だけを狙うのではなく、間口を広げよう。」

一般的には敬遠されがちな業界も含めて応募を始めました。

その中で出会ったのが、恋愛コンサルティング会社でした。

実は私は以前、その会社の講座を受講していました。

コミュニケーション能力に課題を感じていたからです。

だからこそ、「なぜこの会社で働きたいのか」という志望理由を、自分の言葉で話すことができました。

一次面接を突破。

二次面接も突破。

最後はライティングテスト。

そして、未経験ながら正社員のSEOライターとして採用されました。


現場で叩き込まれたSEO

ベンチャー

入社後は、自社メディアの記事を書き続けました。

指導してくれたのは、元専業ブロガーのWebディレクター。

SEOの考え方。

読者ファーストの文章。

検索意図。

構成。

リサーチ。

リライト。

学校では学べない現場のノウハウを毎日のように叩き込んでいただき実践の日々でした

記事が検索上位に表示され、PVが伸びたときは、本当に嬉しかったのを覚えています。


入社1年でWebディレクターへ

ステップアップ

入社から約1年後。

上司が退職することになりました。

そのタイミングで、私がWebディレクターを任されることになります。

まだ実力不足だという自覚はありました。

それでも現場では待ってくれません。

外注ライターのディレクション。

記事の品質管理。

GA4やGoogleサーチコンソールでの分析。

順位変動の原因分析。

リライト指示。

必要な知識は外部SEOコンサルタントにも教わりながら、吸収していきました。

ディレクター業務をこなしながら、自分自身も記事を書き続ける毎日でした。


Webだけでは終わらないベンチャー企業の日々

戦場

私が勤めていた会社は、自社コンテンツを運営するベンチャー企業でした。

そのためWeb業務だけではありません。

土日には営業講師として現場に立つこともありました。

さらに生活費を補うため、休日はテレアポのアルバイトもしていました。

気づけば、1か月休みがないことも珍しくありませんでした。

当時は若さと勢いで走り続けていました。


退職を決意した理由

退職

そんな日々の中で、尊敬していた先輩が亡くなりました。

その出来事は、私の価値観を大きく変えました。

「仕事とは何だろう。」

人生について考える時間が増えました。

そして約2年間勤めた会社を退職する決断をしました。

会社が嫌だったわけではありません。

むしろ、多くのことを学ばせてもらいました。

だからこそ、一度立ち止まり、自分の人生を見つめ直したかったのです。


工場勤務からWeb業界を目指す人へ

まとめ

工場勤務からWeb業界への転職は簡単ではありません。

未経験ならなおさらです。

ですが、不可能でもありません。

私自身、

大学時代の挫折。

6年間の工場勤務。

何社も続いた不採用。

ポートフォリオ不足。

そうした壁を一つずつ乗り越えてきました。

今だから思うのは、「最初から理想の会社」を狙う必要はないということです。

まずは実務経験を積める場所に飛び込み、そこでスキルを磨けばいい。

私も最初からWebディレクターだったわけではありません。

未経験ライターからスタートしました。

工場勤務という経歴は、決してマイナスではありません。

地道に努力を積み重ねられること。

決められたことを継続できること。

責任感を持って仕事に取り組めること。

これらはWeb業界でも十分に武器になります。

もし今、「工場を辞めたい」「Web業界に挑戦したい」と思っているなら、信じて行動してみることをお勧めします。

一歩踏み出した先には、自分でも想像していなかった景色が待っているかもしれません。

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