転職活動を始めると、
- 自己分析をしろ
- 強みを見つけろ
- キャリアを棚卸ししろ
と言われます。
もちろん、それ自体は間違っていません。
ただ、実際に転職活動を経験して感じたのは、
自己分析だけでは前に進まない
ということでした。
むしろ私の場合は、
行動したから自己分析が進んだ
という感覚の方が強いです。
今回は、そんな話を書いてみます。
自己分析ばかりしていた新卒時代

今振り返ると、新卒時代の私は自己分析が足りなかったのではなく、行動量が足りませんでした。
- 企業情報を見る。
- 応募要件を見る。
- そして勝手に諦める。
そんなことを繰り返していました。
この会社はレベルが高そう。
自分には実績が足りない。
もっと準備してから応募しよう。
今思えば、自己分析をしていたというより、
応募しない理由を探していた
だけだったのかもしれません。
転職活動でも同じことをしていた

数年後、転職活動を始めた時も同じでした。
- 求人票を見る。
- 必須条件を見る。
- 歓迎条件を見る。
そして、
「これ満たしてないから無理だな…」
と判断する。
しかしエージェントとの面談で言われた言葉が印象に残っています。
「必須条件を全部満たしていなくても応募できますよ」
最初は驚きました。
企業は100点満点の人材しか採用しないと思っていたからです。
しかし実際には、
企業が見ているのは、
『入社後に活躍できそうか』
という部分も大きいそうです。
もちろん条件を満たしている方が有利です。
ただ、それだけで応募を諦める必要はない。
この話を聞いた時、
自分はまた勝手に可能性を狭めていたんだなと思いました。
行動すると見える景色が変わる

そこからは、とにかく応募しました。
完璧な自己分析を待つのをやめました。
- 応募してみる。
- 面接を受ける。
- 落ちる。
- 改善する。
- また応募する。
その繰り返しです。
すると不思議なことが起きました。
自分では弱みだと思っていた経歴を、面白いと言ってくれる企業が現れました。
私は大学卒業後、水産工場で働いていました。
Web業界とはほとんど接点がありません。
だから最初は、
「こんな経歴じゃ厳しいだろうな」
と思っていました。
ところが企業によって反応は全く違いました。
面白いと言う会社もあれば、興味を持たない会社もある。
つまり、
自分一人で考えていた評価と、市場からの評価は全然違ったのです。
面接は壁打ちでもある

転職活動を始める前は、面接は評価される場所だと思っていました。
もちろんそれも事実です。
ただ、回数を重ねると別の側面が見えてきます。
面接は壁打ちでもあるのです。
なぜ転職したいのか。
何を実現したいのか。
なぜその職種なのか。
最初はうまく答えられませんでした。
でも何十回も話しているうちに、自分の考えが整理されていきました。
自己分析だけでは見えなかったものが、面接という実践の中で見えてきたのです。
自己分析→行動→自己分析

今振り返ると、
一番効果があったのはこの流れでした。
自己分析する
↓
応募する
↓
面接する
↓
結果が出る
↓
振り返る
↓
自己分析する
↓
また応募する
自己分析だけでは机上の空論になりやすい。
行動だけでも改善がありません。
だから大事なのは、自己分析か行動量か
ではなく、
自己分析と行動量を往復することだったのだと思います。
まとめ

転職活動で大切なのは、完璧な自己分析ではありません。
もちろん自己分析は必要です。
ただ、それ以上に大切なのは行動することです。
私自身、
応募する前は分からなかったことばかりでした。
しかし応募して、面接して、落ちて、改善する中で、
自分がどんな会社に向いているのか。
どんな働き方をしたいのか。
少しずつ見えてきました。
もし今、
自己分析ばかりして動けなくなっているなら、
一度だけ応募ボタンを押してみてみるといいかもしれません。
案外、自分のことは考えるより行動した方が理解できたりします。


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