結論:未経験Webライター転職は今でもおすすめできる

結論から言うと、私は未経験からWebライターへ転職することを今でもおすすめできます。
私は20代後半で地方の水産工場から東京のWeb系ベンチャー企業へ転職しました。
もちろん楽な道ではありませんでした。
年収は下がりましたし、生活も決して楽ではありませんでした。
それでも振り返ってみると、あの転職によって得られた経験や知識、人との出会いは非常に大きな財産になったと感じています。
ただし、誰にでもおすすめできるわけではありません。
なぜなら、私が考えるライターという仕事は単に文章を書く仕事ではないからです。
私が考えるライターには2つの種類がある
ライターという言葉から、多くの人は「文章を書く仕事」を想像すると思います。
しかし実際には、大きく2つのタイプが存在すると考えています。
クライアントワーク型ライター

一つ目はクライアントワーク型です。
ランサーズやクラウドワークスなどで活動するライターがイメージしやすいでしょう。
企業やクライアントの代わりに記事を書く仕事です。
この仕事で重要なのは、自分の意見ではありません。
クライアントの先にいる読者を理解することです。
例えば、
・どんな悩みを持っているのか
・何歳くらいなのか
・どんな価値観なのか
・何にお金を使うのか
・どんな言葉なら心が動くのか
そうしたことを考えながら文章を書いていきます。
極端に言えば、「他人の頭の中を想像する仕事」です。
文章力も大切ですが、それ以上に人を理解する力が求められる仕事だと思います。
自発的発信型ライター

もう一つは自発的発信型です。
例えば、
・雑記ブログ
・note
・メルマガ
・オンラインサロン
などが該当します。
こちらはクライアントワークとは逆です。
自分の人生経験や価値観、考え方をコンテンツ化して発信します。
読者が共感し、
「この人の話をもっと聞きたい」
と思ってくれればファンになります。
必ずしも大勢に支持される必要はありません。
規模が小さくても、自分が納得しながら継続できて収益化できるのであれば十分成立します。
私がWebライター転職をおすすめする理由

人の考え方を理解する力が身につく

Webライターとして働いていて感じたのは、文章を書く技術以上に、人を理解する力が鍛えられるということです。
記事を書くたびに、
「この人は何を知りたいのだろう」
「どんな不安、不満を抱えているのだろう」
と考え続けます。
これは仕事だけでなく、人間関係や営業、マーケティングなどにも応用できる力です。
Webマーケティングの知識が身につく

私の場合はライターとして入社しましたが、その後はディレクション業務も担当するようになりました。
SEOやアクセス解析、記事設計などにも触れることができました。
Webライターという職種は、文章だけではなくWebマーケティング全体への入り口にもなります。
人生を変える人と出会える可能性がある

私の場合、直属の上司との出会いが非常に大きなものでした。
その上司は私と同年代でしたが、もともと個人ブログで生計を立てていた経験を持っていました。
指導は厳しかったですが非常に論理的でした。
後から聞いた話では、個人で100万円以上を投資してブログやWebマーケティングを学んでいたそうです。
私はその知見を現場で直接学ぶことができました。
今こうして自分でWordPressブログを運営しているのも、その経験が大きく影響しています。
会社は学校ではありません。しかし、環境によってはお金をもらいながら貴重な経験を積めることもあります。
AIでライターは終わるのか?

近年よく聞くのが、
「AIが出てきたからライターは終わった」
という意見です。
しかし私は現時点ではそう考えていません。
クライアントワーク型ライターであれば、
・リサーチ
・構成作成
・情報整理
などの作業が大幅に効率化されます。
むしろAIを使える人の方が有利になるでしょう。
また、自発的発信型ライターにとってもAIは強力な武器です。
自分の考えを整理したり、伝わりやすく言語化したりするサポートをしてくれます。
私自身もその恩恵を感じています。
むしろ私が本当に変化を感じるのは、AIが独自の価値観や主張を持ち始めたときかもしれません。
AIはすでに人間では処理しきれない量の情報を瞬時に参照できます。
もしそこに独自の思想や価値判断まで加わるのであれば、多くの知的労働は大きく変化するでしょう。
それは少し怖くもありますが、同時に非常に興味深い未来でもあります。
文章力より大事だと思うこと

未経験からWebライターを目指す人の中には、
「文章力に自信がない」
という人もいると思います。
しかし私は文章力だけが重要だとは思いません。
もちろん最低限の読みやすさは必要です。
ただ、それ以上に大切なのは、「何を伝えたいのか」だと思います。
自分の経験。
自分の失敗。
自分の価値観。
そうしたものがあるからこそ、人の心に残る文章になります。
文章の技術は後から身につきます。
私自身も著名ブロガーの記事を写経しながら、毎日文章を書き続けることで少しずつ上達していきました。
伝えたいことそのものは技術だけでは生まれません。
こんな人にはおすすめ

・文章を書くことが嫌いではない
・人の考え方に興味がある
・学び続けることができる
・自分の考えを言葉にしたい
こうした人には非常に面白い仕事だと思います。
こんな人にはおすすめしない

・安定だけを求めている
・持論を膨らませることに興味がない
・自分の考えは自分の中で温めておく
こうした人はギャップを感じるかもしれません。
まとめ

未経験Webライター転職は今でもおすすめできます。
ただし、それは単に文章を書く仕事としてではありません。
Webライターは、人を理解し、自分の考えを言葉にする仕事です。
AIが登場した今でも、その価値はなくなっていないと私は思います。
もしあなたが文章の先にある「人」に興味があるのであれば、未経験から挑戦する価値は十分にあるでしょう。
ライターに興味のある方はリモート案件も多いため、リモートに絞って探してみるのもおすすめです。



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