「未経験転職は厳しい」
転職活動を始めると、一度はこんな言葉を目にすると思います。
特に、
- 30歳前後
- 文系出身
- 特別な資格なし
- 異業種からの転職
この条件が重なると、
「もう遅いのではないか」
と感じる人も少なくありません。
私自身もそうでした。
大学卒業後は地元の水産工場で働いていました。
Web業界とはほとんど接点のない環境です。
そんな状態からWeb業界へ転職した経験を踏まえて、未経験転職は本当に無理なのか考えてみます。
私自身も未経験転職は無理だと思っていた

当時の私は30歳手前。
私立文系出身で、目立った資格もありませんでした。
仕事は水産工場勤務。
原料の運搬や加工工程など、現場中心の仕事です。
決して悪い仕事ではありませんでしたし、やりがいを持って働いている人もたくさんいました。
ただ、自分の中にはずっと
「一度はクリエイティブな仕事に挑戦してみたい」
という気持ちが残っていました。
しかし求人を見るたびに、
- 経験者歓迎
- 実務経験◯年以上
- 専門知識必須
といった条件が目に入ります。
そして、
「自分には無理だな」
と応募前に諦めていました。
👉 関連:
[書類選考が通らない理由|200社応募して気づいた5つの原因]
私が最初に勘違いしていたこと

今振り返ると、大きな勘違いがありました。
それは、
職種だけを見ていたことです。
当時の私は、
Web業界に行きたい
↓
エンジニアになりたい
↓
未経験だから無理そう
↓
諦める
という考え方をしていました。
しかし実際には、Web業界には多くの職種があります。
例えば、
- Webライター
- 営業
- カスタマーサクセス
- 事務
- マーケティング
- ディレクター
などです。
つまり、
「エンジニアになれない=Web業界に入れない」ではなかったのです。
業界に入ることを優先した

そこで考え方を変えました。
理想の職種にこだわるのではなく、
まず業界に入ることを優先したのです。
Web業界の求人を調べていると、
学歴や資格だけでなく、
「今何ができるか」
「会社にどんな価値を提供できるか」
を重視する企業も多くありました。
もちろん資格や経験が不要という意味ではありません。
ただ、なるべく早く実務で成果を出せるかを重視する会社も少なくありません。
そこで私は、
- ライター
- カスタマーサクセス
- 営業
など、自分との相性を加味して、未経験からでも書類を通過しやすい職種に絞って就活を始めました。
👉 関連:
[転職活動で大切なのは自己分析より行動量だった話]
結果としてライターからWeb業界へ入った

最終的に私はWebライターとして業界へ入りました。
そこで、
- WordPress
- SEO
- コンテンツ制作
を実務で学びました。
未経験だったので最初は苦労しましたが、記事を書き続ける中で知識や経験が積み上がっていきました。
その後はディレクター業務にも携わるようになります。
今振り返ると、
最初から職種だけを追いかけていたら、この経験は得られなかったと思います。
未経験転職で大事なのは「入口」を探すこと

未経験転職を考えていると、
どうしても理想の職種ばかりに目が向きます。
しかし実際には、理想の職種へ直接行くルートだけが正解ではありません。
例えば、
- 業界へ入る
- 実務経験を積む
- 関連スキルを身につける
- 希望職種へ近づく
というルートもあります。
私自身がまさにそうでした。
最初からディレクターだったわけでもありません。
まずは業界へ入り、経験を積みながら少しずつ仕事の幅を広げていきました。
未経験転職は簡単ではない

前提として未経験転職は決して簡単ではありません。
年齢が上がるほど求められるものは増えます。
経験者との競争にもなります。
運やタイミングの要素もあります。
ただ、
「未経験だから無理」
ということもないかと思っています。
実際には、業界の構造を理解し、自分が入り込める入口を探し、経験を積み上げていくことで道が開けるケースもあります。
まとめ

未経験転職は確かに簡単ではありません。
しかし、私自身は工場勤務からWeb業界へ入り、ライターやディレクターの仕事を経験することができました。
その中で感じたのは、
未経験転職で大切なのは「理想の職種だけを見ること」ではなく、「まず経験を積める場所を探すこと」だということです。
もし今、
「未経験だから無理かもしれない」
と思っているなら、一度だけ視点を変えてみてください。
本当に目指したいのは職種なのか。それとも業界なのか。
その違いを整理するだけでも、見える景色は大きく変わるかもしれません。


コメント