私は以前、水産加工会社で約6年間働いていました。
工場では、決められた工程を守りながら製品をつくります。
そこからWeb業界へ転職し、正社員のWebライターとして働くことになりました。
最初は、
「パソコンで文章を書いて給料をもらえるなんて、最高じゃないか」
くらいに思っていました。
実際、入社してしばらくは本当に楽しかったです。
先輩やディレクターから記事の書き方を教えてもらい、わからないことがあれば質問できる。記事を書けばフィードバックをもらえる。そして、勉強したことが次の記事で活かせる。
工場勤務から転職した私にとって、その環境はかなり新鮮でした。
しかし、実際に仕事を続けていくと、「正社員ライターは楽な仕事ではない」こともわかってきました。
ライターとして記事を書くだけではなく、SEOやアクセス解析、キーワード選定、検索意図の分析、さらには自社サービスへの集客や成約まで考えなければならなかったからです。
その後、先任のライターが退任したことをきっかけに、私はWebディレクターとしてライター側を管理する仕事も経験しました。
この記事では、そんな私が工場勤務から正社員Webライターに転職して感じた「きつさ」と「楽しさ」を、できるだけ具体的に紹介します。
「ライター正社員ってきついの?」
「未経験から正社員ライターになるのはあり?」
「フリーランスと会社員、どちらから始めたほうがいい?」
このような疑問を持っている方の参考になれば幸いです。
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- 正社員Webライターは、最初「天国かな?」と思った
- 正社員ライターがきつい理由①「時間が足りない」
- 正社員ライターがきつい理由②「記事に結果を求められる」
- 正社員ライターがきつい理由③「オウンドメディアは結果が出るまで時間がかかる」
- 正社員ライターがきつい理由④「媒体ごとに文章を変えなければならない」
- ライターは「自分の文章を書く仕事」とは少し違う
- ライターに求められるのは「文章力+人間理解」
- ネタ切れは普通に起こる。だからインプットが必要
- インハウスライターと代理店ライターでは、きつさが違う
- それでも正社員ライターは「きつい」だけではない
- 正社員Webライターに向いている人
- 工場勤務から正社員ライターになって、一番変わったこと
- 工場勤務からWebライターへの転職はおすすめできる?
- 正社員Webライターはきついが活かせるかは本人次第
- 記事のまとめ
正社員Webライターは、最初「天国かな?」と思った

Webライターというと、フリーランスをイメージする人も多いかもしれません。
私自身、Webライターを目指すなら、いずれフリーランスになるものだと思っていました。
しかし、実際に正社員ライターとして働いてみると、考えが少し変わりました。
未経験からライターを目指すなら、正社員という働き方はかなり恵まれた環境だと思います。

給料をもらいながらライティングを学べる

これが大きいです。
フリーランスの場合、基本的には自分で案件を獲得し、自分でクライアントとやりとりし、自分で記事を完成させなければなりません。
わからないことがあっても、誰かが横にいるとは限りません。
一方、正社員ライターなら会社によっては、
- 先輩ライターに質問できる
- ディレクターに構成を見てもらえる
- 記事にフィードバックをもらえる
- SEOについて教えてもらえる
- 自社に蓄積されたノウハウを利用できる
- 給料をもらいながら実務経験を積める
という環境があります。
私の場合も、記事を書いてはディレクターからフィードバックをもらい、それを次の記事に反映していました。
「ここは検索意図とズレている」
「この情報には根拠を入れよう」
「この表現のほうが読者に伝わりやすい」
そうした指摘を受けながら記事を書いていく。
これは今振り返っても、かなりありがたい環境でした。
入社して1週間くらいの頃は、正直、
「ここは天国かな?」
と思ったくらいです。
工場では身体を使って働いていたのに、転職後はパソコンで文章を書いている。
しかも、わからないことを教えてもらえて、記事を書けばスキルが上がっていく。
そして、その時間に対して給料が支払われる。
未経験者がライティングを学ぶ環境としては、かなり合理的だと思います。
いきなりフリーランスだったら、かなり苦労したと思う

Webライターは、比較的参入しやすい仕事です。
特別な資格がなくても始められますし、パソコンがあれば仕事ができます。
ただし、「始められる」と「一人で仕事として成立させられる」は別問題です。
フリーランスでいきなり始めた場合、
「そもそも数字が取れる記事って何?」
「この構成で合っている?」
「検索意図ってどうやって考えるの?」
「この情報は信頼できる?」
「クライアントの意図とズレていない?」
といった疑問を、基本的には自分で解決しなければなりません。
しかも、初心者のWebライターは文字単価1円を下回る案件も珍しくありません。
その状態でリサーチ、構成、執筆、修正まで全部一人でやる。
今の自分が当時の知識量でフリーランスを始めていたら、と考えると、正直ゾッとします。
もちろん、一人で働くほうが能力を発揮できる人もいます。
したがって「全員正社員になるべき」という話ではありません。
ただ、未経験からWebライターとしての基礎を身につけたいなら、正社員として会社に入り、実務の中でキャッチアップする方法はかなり有効だと思っています。

正社員ライターがきつい理由①「時間が足りない」

ここからは、実際に正社員ライターとして働いて感じたきつさについて話します。
私が最もきついと感じたのは、意外にも「文章を書くこと」ではありません。
時間です。
ライターの仕事には、執筆以外にもたくさんの工程があります。
記事を書くまでに、かなりの工程がある
例えば、SEO記事を1本書く場合でも、
- キーワードを選ぶ
- 競合記事を確認する
- 検索意図を考える
- 読者像を考える
- 必要な情報をリサーチする
- 記事構成を作る
- 本文を書く
- 画像や内部リンクなどを調整する
- フィードバックを受ける
- 修正する
- 公開する
- 検索順位やアクセスを確認する
といった工程があります。
つまり、
「パソコンを開いて文章を書けば終わり」ではありません。
むしろ、文章を書く前の準備にかなり時間を使います。
キーワード選定と検索意図の分析が難しい
私が特に苦心したのが、キーワード選定と検索意図の分析です。
例えば、今回この記事で狙っているのは、
「正社員 ライター きつい」
というキーワードです。
「正社員」だけなら非常に大きなキーワードです。
そこに「ライター」が加わることで、検索する人がある程度絞られます。
さらに「きつい」が加わることで、
- 正社員ライターとして働いていてきつい人
- 正社員ライターを目指しているけれど、きつい仕事なのか知りたい人
など、より具体的な検索意図が見えてきます。
このように複数の単語を組み合わせて、検索する人を絞り込んだキーワードをロングテールキーワードと呼びます。
一般的には、3語〜4語程度の組み合わせがロングテールキーワードとして扱われることがあります。
例えば、
「正社員」
↓
「正社員 ライター」
↓
「正社員 ライター きつい」
と検索語を増やしていくほど、検索者が抱えている悩みは具体的になっていきます。
もちろん、単純に「語数が多ければ必ず検索意図が明確になる」というわけではありません。
実際には検索結果を確認し、
「このキーワードで検索している人は、何を知りたくて検索しているのか?」
を考えます。
これがライターの仕事の面白さでもあり、難しさでもありました。
仕事の一つひとつは楽しい。それでも時間に追われる
面白いのは、工程そのものは嫌いではなかったことです。
競合記事を調べる。
検索意図を考える。
構成を作る。
情報を集める。
文章を書く。
記事を公開する。
順位を見る。
結果を分析する。
どれも面白い。
でも、ベンチャー企業ではライター以外の仕事を兼任することもあります。
「今週は何本完成させられるか」
「このキーワードなら勝てるのか」
「この記事はいつ公開できるのか」
この戦いです。
好きな仕事だからこそ、時間が足りないことがストレスになる。し、休日も自然と仕事が頭を占める。
好きでやってるからこそ。
これが、私が感じた正社員Webライターのきつさの核心でした。
正社員ライターがきつい理由②「記事に結果を求められる」

正社員ライターになると、「文章を書けば仕事完了」とはいきません。
Webライターなら、自分が書いた記事で会社にどんな結果をもたらせたのかまで見られます。
それこそライターがそこにいる意義なので当然です。
オウンドメディアは「記事を書いて終わり」ではない
私が所属していたのは、10人規模ほどのベンチャー企業でした。
会社を運営するには当然、お客さんを集め、営業し、契約につなげ、売上を作らなければなりません。
その集客装置の一つがオウンドメディアでした。
だから、
「記事を書きました」
だけでは終わりません。
- 検索順位は上がったか
- アクセスは増えたか
- 読者のニーズに応えられているか
- 自社サービスにつながっているか
- CVにつながっているか
- 会社の主張と記事内容がズレていないか
などを考えます。
週次の会議では記事を壁打ちする
私がいた環境では、ライター同士で記事について壁打ちをする機会もありました。
「この表現は自社メディアらしいか」
「その主張に根拠はあるか」
「自社サービスとのつながりは自然か」
「この検索意図なら、この構成で本当にいいのか」
といったことを確認します。
ライターとしては、かなり勉強になります。
ただし、同時に厳しさもあります。
自分が時間をかけて書いた文章でも、
「この部分は違う」
「ここは根拠が弱い」
「検索意図とズレている」
と第三者的指摘があれば当然修正します。
文章力だけで勝負する仕事ではない。
これが、正社員ライターとして働いた気づきでした。
正社員ライターがきつい理由③「オウンドメディアは結果が出るまで時間がかかる」

ここは、ベンチャー企業でインハウスライターを経験したからこそ感じた難しさです。
SEOは短距離走ではなくマラソン
オウンドメディアの記事は、公開した翌日に必ず成果が出るわけではありません。
検索エンジンに評価され、順位が上がり、アクセスが増え、そこから問い合わせや成約につながる。
場合によっては、長期的に運用していく必要があります。
一方で、会社は待っているだけではいけません。
特に10人程度のベンチャーなら、
「今月も集客しなければならない」
という現実があります。
ここに難しさがあります。
「質を高めるために時間をかけたい」
でも、
「時間をかけすぎると記事本数が足りない」
さらに、
「記事を増やしてもSEOの成果が出るまで時間がかかる」
というジレンマです。
「質」と「スピード」の両立が難しい
これはライターに限らないと思います。
仕事では、
質・量・スピード
を同時に最大化するのは簡単ではありません。
ライターも同じです。
一記事に10時間かければ、より深く調べられるかもしれません。
しかし、それでは週に何本も記事を公開するのは難しくなります。
逆にスピードだけを追求すると、リサーチ不足や論理の弱さが出る。
このバランスを取ることが、正社員ライターとしてかなり難しい部分でした。
正社員ライターがきつい理由④「媒体ごとに文章を変えなければならない」

「ライター」といっても、書くものはWeb記事だけではありません。
私自身、仕事の中でさまざまな媒体に触れました。
例えば、
- オウンドメディア
- X
- YouTube台本
- 広告関連の文章
- その他の集客コンテンツ
などです。
XにはXの文章、YouTubeにはYouTubeの文章がある
同じ情報を伝えるとしても、媒体が変われば文章の作り方も変わります。
オウンドメディアなら、検索者の疑問に答えながら情報を整理する。
Xなら、スクロール中の人を止める必要があります。
YouTubeなら、耳で聞いて理解できる文章にする必要があります。
つまり、
「文章が書ける」だけでは足りません。
「その媒体にはどんな人がいるのか」
「どんな文章なら読まれるのか」
「読んだ人に何をしてほしいのか」
まで考えます。
これをキャッチアップしながら文章を書いていくのは、正直きつい部分もあります。
ただ、私はここに面白さも感じました。
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ライターは「自分の文章を書く仕事」とは少し違う

ここは、Webライターを目指す人にはぜひ知っておいてほしい部分です。
「文章を書くのが好きだからライターになりたい」
これはもちろん悪くありません。
ただ、仕事としてのライティングでは、自分が書きたい文章を書くとは限りません。
ライターは「文章の役になりきる」仕事でもある
例えば企業のオウンドメディアなら、その企業らしい言葉を使う必要があります。
Xなら、そのアカウントのキャラクターに合わせる。
YouTubeなら、話し手の口調に合わせる。
広告なら、商品を購入する人の心理に合わせる。
つまり、
「私はこう書きたい」ではなく、「この読者にはどう書けば伝わるか」を考える。
これがライターの仕事だと感じました。
ここに面白さを感じられるかどうかは、かなり重要だと思います。
文章そのものが好きでも、
「自分の好きな文章を書きたい」
という気持ちが強い人には、仕事としてのライティングは苦痛になる場合があります。
逆に、
「この人には、この言い方のほうが伝わるな」
「このサービスの魅力はここだな」
「この媒体の読者なら、この順番で説明したほうが動くな」
と考えることが好きなら、かなり面白い仕事になります。
ライターに求められるのは「文章力+人間理解」

ライターとして働いて感じたのは、文章力だけでは足りないということです。
もちろん文章力は必要です。
しかし、それだけでは読者を動かせません。
人は納得しなければ動かない
例えば、どれだけ正しい情報でも、
「なんとなく信用できない」
と思われれば読者は動きません。
だから、
- 根拠を示す
- 論理を組み立てる
- 読者の疑問を先回りする
- 難しい内容を噛み砕く
- 読者が納得できる順番で説明する
- 必要に応じて具体例を入れる
といった工夫が必要です。
しかも現在は、文章をじっくり読む人ばかりではありません。
スマートフォンで流し読みされることも多い。
その中で、
論理的なのに読みやすい。
専門的なのに難しくない。
説得力があるのに堅苦しくない。
という文章を書くのは、思っている以上に難しいです。
「難しいことを小学生でもわかるように伝える」のは難しい
私がライターとして働いて感じた、文章を書く難しさの一つです。
自分が理解していることを、そのまま書くのは簡単です。
難しい言葉を並べれば、それらしく見えます。
しかし、本当に理解している人は、難しい内容を簡単な言葉に変換できます。
これは一朝一夕では身につきません。
読書をする。
実際に文章を書く。
他人からフィードバックをもらう。
文章を写経する。
また書く。
この繰り返しです。
年単位で積み重ねる必要があるスキルだと思っています。

ネタ切れは普通に起こる。だからインプットが必要

ライターとして働いていると、当然ネタ切れも起こります。
「もう書くことがない」
という状態です。
特に企業のメディアでは、好きなことだけ書いていればいいわけではありません。
読者に必要とされる情報を継続的に出さなければなりません。
読書とインプットは仕事の一部になる
ネタが出ないなら、インプットするしかありません。
読書をしたり、良い文章を読んだり、文章を写経したりするして、新たな視点を得る必要があります。
これは即効性のある方法ではありません。
今日10冊読んだから、明日から突然文章が上手くなるわけでもない。
それでも、インプットを続けていると、少しずつ自分の中に使える知識や表現が増えていきます。
そして、文章を書く仕事では、
インプットの量がアウトプットの質に影響する
と実感しています。
書けないときに無理やり絞り出すだけでは、文章の説得力や深みが薄くなってしまいます。
だからこそ、ライターにとって「読むこと」は重要な仕事の一部だと思っています。
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インハウスライターと代理店ライターでは、きつさが違う

ここまで私が話してきたのは、主にインハウスの正社員ライターとしての経験です。
Webライターの正社員求人を探しているなら、会社がインハウスなのか、代理店なのかは確認しておいたほうがいいでしょう。
インハウスライターとは
インハウスとは、簡単に言えば自社のコンテンツを作るライターです。
例えば、
- 自社オウンドメディア
- 自社サービスの記事
- X
- YouTube台本
- メルマガ
- 広告
- ホワイトペーパー
などを作ります。
私自身はこちらを経験しました。
自社の商品やサービスを深く理解したうえで、集客につながる文章を書く必要があります。
そのため、
「自社の商品ことをどれだけ理解でき、それをいかに広く伝えられるか」
が重要になります。
代理店ライターとは
一方、代理店の場合はクライアント企業から依頼を受け、その企業のコンテンツを制作する仕事が中心になります。
私は代理店ライターとしての実務経験はないため、ここは推測を含みます。
ただ、前職でディレクターとして外部に記事制作を依頼した経験はあります。
そのときに感じたのが、
「記事としては完璧なのに、自社の文章らしさがない」
という難しさでした。
納期も早く、文章も読みやすかったです。
それでも、
「うちのブログで、この言い回しはしない」
「この表現は自社の主張と少し違う」
というズレが起こることがあります。
特に専門性が高く、独自の思想やサービスを持つ会社ほど、外部のライターがそのニュアンスを理解するのは難しくなるでしょう。
だから代理店ライターには、文章を書く能力だけではなく、
クライアントの事業・顧客・商品・思想を深く理解して文章に反映する能力
が求められるのではないかと思っています。
しかも、それを複数クライアントについて行う。
これは相当な難しさがある仕事だと思います。
それでも正社員ライターは「きつい」だけではない

ここまで読むと、
「正社員ライターって、めちゃくちゃ大変じゃない?」
と思うかもしれません。
確かに、楽な仕事ではありません。
でも、私は正社員ライターという働き方を経験して良かったと思っています。
会社に守られながらスキルを身につけられる
これが最大のメリットです。
フリーランスなら、自分で案件を獲得して、自分で納品して、自分で改善しなければなりません。
一方、正社員なら会社という基盤があります。
わからなければ質問できる。
記事を見てもらえる。
先輩の文章を参考にできる。
ディレクターからFBをもらえる。
失敗しても、その経験を次に活かせる。
しかも、その時間に対して給与が支払われます。
当然、制限時間内に戦力になる必要はあります。
これは未経験者にとってかなり大きいです。
実務経験がそのままスキルになる
正社員ライターとして働けば、
「記事を書いた」
だけではなく、
- SEO
- キーワード選定
- 検索意図分析
- 構成作成
- リサーチ
- ライティング
- 編集
- アクセス解析
- CV改善
- コンテンツマーケティング
- ディレクション
など、周辺スキルまで身につけられる可能性があります。
私自身も、ライターとして入社して、その後ディレクターまで経験しました。
最初は「文章を書く仕事」だと思っていたものが、実際にはマーケティングや人間心理、SEO、事業そのものまで考える仕事でした。
この発見は、その後のキャリアにも大きく影響しました。

正社員Webライターに向いている人

では、どんな人なら正社員ライターに向いているのでしょうか。
私自身の経験から考えると、次のような人です。
文章を書くことに加え「調べて理解すること」が好き
ライターは文章を書く仕事ですが、実際にはリサーチの時間がかなり長いです。
知らないテーマについて調べる。
情報を比較する。
信頼できる情報源を探す。
内容を理解する。
そして、自分の言葉で説明する。
このプロセスが好きなら強いです。
「なぜ?」を考えるのが好き
「この人はなぜこのキーワードで検索したのか?」
「なぜこの記事は上位表示されているのか?」
「なぜこの文章で商品が売れるのか?」
「なぜこの表現なら読者に伝わるのか?」
こうした疑問を考えるのが好きな人は、ライターとして成長しやすいと思います。
フィードバックを改善材料にできる
ライターになると、文章を修正される機会があります。
自分が一生懸命書いた文章を、
「ここは違います」
「ここを削ってください」
「根拠を追加してください」
と言われる。
結構へこみます。
私もそうでした。
でも、そこで、
「自分の文章を否定された」
と考えるのではなく、
「次はもっと良い記事を書くための材料をもらった」
と考えられる人は強いです。
長期間かけてスキルを伸ばせる
ライティングは、短期間で完成するスキルではありません。
文章力だけではなく、
SEO、マーケティング、心理、リサーチ、編集、分析など、学ぶことがどんどん増えていきます。
だから、
やることが増える分武器が増えていくと考えられると、楽しいです。
工場勤務から正社員ライターになって、一番変わったこと

私が工場勤務からWeb業界へ転職して、一番変わったと感じるのは、仕事の「考え方」そのものです。
工場では、決められた工程を正確にこなすことが重要でした。
もちろん工場にも改善活動や判断はあります。
しかし、Webライターは「正解が決まっていない」仕事が多い。
「このキーワードなら、どんな記事が勝てる?」
「この読者には、どう説明すれば伝わる?」
「このサービスをどう見せれば興味を持ってもらえる?」
と、自分で仮説を立てます。
そして公開して、結果を見る。
順位が上がる。
アクセスが増える。
CVが発生する。
あるいは、思ったような結果が出ない。
その結果を見て、また改善する。
この仮説→実行→結果→改善のサイクルが、私は面白いと感じました。
工場勤務からWebライターへの転職はおすすめできる?

結論から言えば、Webライターをやりたいという気持ちがあるなら、工場勤務からの転職先として十分検討する価値があります。
ただし、「パソコンに向かって文章を書くだけの楽な仕事」と考えるのはおすすめしません。
実際には、
- SEO
- リサーチ
- キーワード選定
- 検索意図
- 文章構成
- 編集
- 分析
- マーケティング
- 顧客理解
など、覚えることがかなりあります。
そして、正社員ライターなら会社の売上や集客という結果も求められます。
だから、「文章を書くのが好き」だけではなく、「調べる・考える・改善することも好き」という人のほうが長く続けやすいと思います。
一方で、未経験から正社員として入社できるなら、会社の環境を能動的に利用しながらスキルを身につけられます。
私自身、工場勤務から正社員Webライターへ転職して、そこでSEOやコンテンツマーケティングを学び、最終的にはWebディレクターの仕事まで経験できました。
これは、いきなりフリーランスになっていたら得られなかった経験です。
正社員Webライターはきついが活かせるかは本人次第

正社員Webライターは、決して楽な仕事ではありません。
特に私がきついと感じたのは、
- 執筆以外にも大量の工程がある
- 限られた時間で記事を完成させなければならない
- SEOやアクセス解析まで求められる
- 記事に集客やCVという結果が求められる
- 媒体ごとに文章を変える必要がある
- ネタ切れを防ぐためにインプットを続ける必要がある
といった部分です。
ただ、工程そのものが嫌いだったわけではありません。
むしろ、
調べる→考える→書く→公開する→結果を見る→改善する
というサイクルは、かなり面白い仕事でした。
そして何より、正社員なら給与をもらいながら、先輩やディレクターからフィードバックを受けてスキルを身につけられます。
工場勤務からWeb業界へ移った私にとって、これは非常に大きなメリットでした。
「正社員ライターはきつい」という情報だけを見ると、不安になるかもしれません。
大切なのは、
きつさの中に、自分が面白いと思える部分があるかどうか。
だと思っています。
文章を書く。
知らないことを調べる。
人の心理を考える。
SEOで仮説を立てる。
記事の順位を見る。
読者に伝わる表現を考える。
そして、結果が出たときに喜ぶ。
こうしたことに面白さを感じるなら、正社員Webライターは十分に挑戦する価値のある仕事です。
私自身、工場勤務からWebライターに転職したことで、それまで知らなかった世界を知ることができました。
そして、ライターを経験したからこそ、その後のディレクションやマーケティングにも興味を持てるようになりました。
「ライターになりたい」と思っているなら、最初から完璧なスキルを持っている必要はなく、
会社という環境の中で能動的に実務を経験し、書いて、直して、また書く。
その繰り返しで少しずつ磨いていけばいいと思います。

記事のまとめ

- 正社員Webライターは、フリーランスとは違って会社の基盤や先輩からのフィードバックを受けながらスキルを身につけられるため、未経験からライターを目指す人にとって有力な選択肢。
- 実際に工場勤務から正社員ライターへ転職した私は、入社直後に「ここは天国かな?」と思うほど、会社員としてライターをする環境に魅力を感じた。
- 一方で、正社員ライターにもきつい部分があります。特にインハウスのオウンドメディアでは、執筆だけではなくキーワード選定、検索意図の分析、SEO、アクセス解析、CV(コンバージョン)まで考える必要がある。
- 私が最もきついと感じたのは、個々の作業そのものよりも**「楽しい工程を限られた時間の中で終わらせなければならないこと」**だった。
- ライターは「文章を書く仕事」ですが、実際には読者の心理、媒体ごとの特徴、商品の魅力、検索意図などを理解し、相手に合わせて文章を変える力が求められる。
- 「自分の文章を書きたい人」だけでなく、「調べる・考える・伝える・改善することが好きな人」は、正社員ライターとして成長しやすい。



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